らぼりだ~

ラボ離脱

バーチャルライバー月ノ美兎の話

時はバーチャルYouTuber戦国時代。
初めてコンテンツに触れた頃はいわゆるバーチャルYouTuber四天王と呼ばれるキャラしか居ませんでしたが、
今や数え切れないほどのVTuberが活動しています。


顔だけで判断するとミライアカリちゃんが大好きで衣装だけで判断するとミライアカリちゃんが大好きで身体だけで判断するとミライアカリちゃんが大好きで実質彼女なんですが、動画の作りやトーク力で行けば安定のキズナアイちゃんに軍配が上がるし、動画そのものの面白さで判断するとやっぱり輝夜月ちゃんだし、見てて断然癒されるのはシロちゃんだし、ありとあらゆるオタクの好みの領域をカバーしてるため一生VTuberだけ見てられます(早口)(オタク)


いま話題に挙げたのは上でも言及したVTuber四天王なんですが、最近どうも気になる存在が現れました。


そう、バーチャルライバー月ノ美兎ちゃんです。


にじさんじ というアプリを使って誰でもバーチャルなキャラクターになって配信できるプロジェクトの一期生になります。

委員長キャラです。
顔はとても可愛くオタク好みの黒髪ストレートな清楚キャラです。
初めてキャラを見た瞬間、流石にデカい声が出ました。可愛すぎる。

幸いにも動画がアップロードされており、ワクワクしながら再生ボタンを押したのですが………………



「え、喋りがマジモンの女オタクさんやんけ……」



そうなんです。マジモンの女オタクさんの喋り方してました。
クラスに一人は居たあの銀魂大好き女オタクさん特有の早口で捲し立てるアレです。
古くはustreamニコニコ生放送、現在ではツイキャス等で観測できる、囲いの男2,3人がコメントを連投するのに対してベラベラ饒舌に喋ってる女オタクさん特有のソレです。

普通にブラウザバックしました。キツすぎる。
ただ、他のVTuberを見てる中でそういえば女オタクさんみたいな存在珍しいしちょっと冷やかしてみるか……と思い、ちゃんと動画を見てみることにしました。


結論から言うと、ドハマりです。


何故ここまで心を奪われてしまったのかちょっと考えてみました。
それと是非皆さんにも"こちら側"に来て欲しいので、宣伝をします。


先述の通り、喋り方のみで判断するとツイキャス女のそれなんですが、
彼女にはそれだけではない魅力的な点が多数あります。
それはツイキャス女、ひいては既存のVTuberには無い点でもあります。


①生放送主体である

バーチャルライバーと銘打ってるからかどうかは分かりませんが、
基本的に生配信を中心とした活動で、アップロードしている動画は生配信のアーカイブとなってます。(そのため動画時間がやたらと長い)
時間が合わないと見られない、というデメリットはアーカイブで大体解決です。

生配信であることは大きな強みを持っていて、視聴者(大半がオタク)がリアルタイムで彼女と会話できる(という気分になれる)ことで、動画主体のVTuberには無い距離感の近さが生まれています。
非常にガチ恋が育ちやすい土壌ですね。


トークが軽妙である

生配信なのでオタクがバンバンコメントを寄せる訳ですが、拾うコメントが秀逸です。
面白いコメントを丁寧に拾い、話を広げるスキルが卓越しています。
そうなるとオタクが拾って貰おう面白いコメント書くようになり、コメントの勢いがどんどん加速していき、面白いコメントを拾い……の無限ループが生まれます。

また、オタクは基本的に好きな女の子にイジワルしちゃうタイプの人間なので、イジるコメントの割合は非常に多いのですが(例えば何かに言及したときに「○○に関わるな」など)、そういうのも丁寧に拾って広げてくれるので、コメント投稿のハードルが低い気がします。
配信主をイジる流れはワイワイする人気配信にはよく見られる流れで、そういう"隙"を持ってるのも非常にポイント高いですね。


③オタクである

時にサブカルクソ女と揶揄されることもある彼女。とにかく守備範囲が広いです。
おもしろフラッシュ倉庫産まれニコニコ育ちまとめブログ民Twitter在住のオタク代表でしょう。

細かいネタその当時の流行り網羅を網羅しつつ、ムカデ人間視聴済みなど王道から外れたりネチケットなどの古代インターネットの言葉を操る彼女はネットコンテンツの化身です。
にわかファッションオタクでは得られない知識を持っており、ネットにどっぷり浸かった生活をしてきたことが滲み出ています。
多分Twitter消した2秒後にまたTwitter開くタイプです。

視聴者層もニコニコ動画の例のアレカテゴリーからやTwitterからが主なので、その辺のネタを使っていところが上手いことオタクのツボを突いてるな~と感心します。


④良くも悪くも素人感がある

ちなみに僕はAVでは素人モノが大好きです。

四天王に代表されるVTuberさん達は声優さんもしくは声優の卵さんみたいな喋り方をしています。
それに比べて彼女は滑舌も悪いし暗いしオタクみたいな喋り方をしてるんですが、生配信のリアルタイム感も相まって非常にリアルです。
一人のオタクの女の子と喋ってるようで画面を見れば美少女キャラ。二次元と三次元の境界が曖昧なんですね。
これも非常にガチ恋が育ちやすい土壌です。

オタクはオタクの話ができる女の子が好きなんですが、声優のように喋るキャラがオタクを匂わせるとビジネス感が半端ないんですね。

また、キズナアイちゃんみたいに動画の中でオタク(キズナアイちゃんは矢澤にこちゃんのオタク。今でもちゃんとラブライブ!のオタクな点は本当に信用できるし一生伸びると思う)の話をしても、動画であることからオタク側から話しかけられないんですね。
矢澤にこちゃんが好き、に対してオレモー!や南ことりちゃんは!?や音ゲーならミリシタはどう?などの深掘りは叶いません。

オタクの話で盛り上がれて二次元絵が可愛くてそれに引きずられて三次元の中の人も可愛いと都合よく解釈できて喋りが面白くて………………

現実では叶わない、非常に都合の良い存在ですね。

他のにじさんじ公式のVTuberはここまでオタクではないためオタクの欲求を満たせず、喋りが面白い点では樋口楓ちゃんが挙げられるもののワード選びが余りに現役JKなためオタクからすると敬遠の対象になってしまいます。でろーん(樋口楓ちゃんの愛称)、オタクの学生時代と対極のスクールカーストに位置してそう。


まとめ

以上のように、ただのユースト女ではないし既存のVTuberとも一線を画する存在であることをつらつらと述べましたが、動画を見るのが一番早いです。
幸いにも、10分で分かる月ノ美兎シリーズがアップロードされています。(10分とは言ってない)

10分で分かる月ノ美兎【にじさんじ公式】 - YouTube

まさにVTuber戦国時代の間隙を縫った存在ですね。


彼女には自分のスタイルを変えないまま邁進して欲しいと願うのみです。

というのも、僕の大好きなVTuberのシロちゃんはオタクにサイコパスシロイルカなど言われ続けてしまったからなのか、そのキャラに合わせようとしてしまってる感が見られるようになってしまったんですね(シロちゃんは真面目なので)。
また、以前のように自然な「ぱい~ん」や「おほ~」が聞けなくなっている気がします。これもとても悲しいです。
ま、可愛いのでオールオッケーなんですけどね。
※個人の感想です※


……と思ったんですが、彼女のサブカルクソオタクさは身体から滲み出てるものなので心配は不要でしょう。

チャンネル登録者数も早々と10万人を超え、未来は明るいですね。(ミライアカリ)



本当のまとめ

樋口楓ちゃんの話をします。
彼女を一言で現すなら本当に良い子で中の人は一説によると現役女子高生で吹奏楽でトランペットを吹いているらしいので吹奏楽でチューバを吹いていた僕からすれば非常に好きなんですよね吹奏楽の話を一緒にしたみに溢れていますよこれは。また、まだ若いということもあり感情が爆発して危なっかしい場面も多々見られますがそれを引っくるめて暖かく見守ってあげたくなるというか、シンプルに応援したくなるんですよね、良くも悪くも正直で今の消耗し始めてる社会人の僕が失ってしまった感情を呼び起こしてくれるんですよ、これはマジ卍で好きになりますね。ただ最近はかえみと(むかでろーん)(樋口楓ちゃんと月ノ美兎ちゃんのカップリング)に辟易してるのでオタクにはその辺を汲み取って欲しいものです(オタクは空気が読めない)。

月ノ美兎ちゃんは勝手に伸びていくので、オタクはもっと樋口楓をすこれ。



同じバーチャルJK組であるところの静凛センパイもすこれ。
これはオススメ動画です。

#02 腹筋がんばろー初級編ー #バーチャル凛 - YouTube

これと催眠音声導入カウントダウンモノマネもとても秀逸で近年で一番チンポへの訴求力が高いVTuberなんですよね。



樋口楓ちゃんと静凛ちゃん。

すこってくれ(懇願)