らぼりだ~

ラボ離脱

オタクライブの終焉

色んなオタクライブに参戦してきた。

初めて行ったオタクライブはラブライブ!4thライブのライブビューイングだった。 そこでオーイング、フッフーフワフワ、コールアンドレスポンスの楽しさを初めて知った。

初めて現場に行ったオタクライブはランティス祭大阪だった。 そこで生音を身体に浴びる心地よさを知った。

色んな現場に行って楽しい思いと辛い思いをした。

演者を見て涙を流したラブライブ!5th 圧倒的な強さにボコボコにされたアイマス10th オタクライブの正解を見たナナシス2nd

中でもナナシス2ndは強烈だった。 これ以上純粋に楽しいライブはもう味わえないと思う。 瞬間最大風速ではファンミ広島がまだ強いけど、ファンミ広島は別枠な気がする。

ナナシス2ndのせいで今後オタクライブでいわゆる優勝をできなくなる可能性まである。

優勝できなくなりそうだな、と思った他の要因としてドルオタ文化を執拗に持ち込みたがるオタクの存在がある。

僕自身としては、ライブの楽しみかたは人それぞれで文句をつける権利はないと考えている。 レギュレーションの中なら、いくらオーイングしようがフッフーフワフワしようがMIX入れようが振りコピしようが構わないと思ってる。

ただ、異文化の中にデカい顔して土足で入り込んで喚き散らす最近のオタクには本当に辟易する。

基本的にオタクライブと呼ばれるライブの文化はオーハイフッフーフワフワの文化なので、ドルオタ文化であるMIXイェッタイガー振りコピをするとよく思われないのは想像すれば分かると思う。

悪いことほど楽しい、とイタズラ小僧の心理でMIXやらを入れるのは実際楽しい。

しかし、悪いこと(実際に禁止されている訳ではないので悪いことではないが便宜上の悪いこと(哲学))は悪いことなので、ちゃんと落とし前をつけて両者スッキリする必要がある。

具体的に言えば、Twitter上で「前のオタク、あの曲でMIX入れててクソだった。」とか「あそこでイェッタイガーしてたオタク、マジでうんち💩」と言われて、 その"前のオタク"が「ああやっぱり俺はクソだな。」と受け入れて終わり、みたいな儀式のことだ。

Twitterで見かける"前のオタク"はこんなことを言う。 「や、フッフーフワフワとか言う方がウルサくない?wイェッタイガーは歌と被ってないんだが?w」

ああ、なんてチンポが細いんだろう。

こういうオタクのイェッタイガーは大抵イェッタイガー(キャッキャッ)(本当にキャッキャッという擬音がよく似合う)なので聞いてるこっちが恥ずかしくなる。

それでいてTwitterで「あの曲でイェッタイガー入れたったw(キャッキャッ)」つって身内で騒ぐ。

ああ、なんてチンポが細いんだろう。

こういうオタクが最近のオタクライブ現場に増えてると思う。 ラブライブ!のライブに参戦してライブの楽しさを知ったオタクが、あらゆる方面の現場に散っていった。 (このオタク達のことをラブライブ!チルドレンと呼んでいる)

ひたすら棒を振ることに特化したオタクも居れば、ライブ中に奇声を発したり、持ち上げたり持ち上げられたりすることに特化したオタクもいる。

ライブの楽しみかたは人それぞれなので、それが許されるところなら自由にやればいいし自由にやるべきだと思う。

なのにこの違和感はなんだろう。 誰も得をしていない感。 アニオタ側もドルオタ側も何も得ていない感。

楽しかったオタクライブがじわじわと遠くなっていってる感。

昔、こんなことを言ったアイドルグループが居た。 「アニオタとドルオタのハイブリッドな現場にしたい」

これが本当に達成できればオタクライブ文化はどんどん進歩していくと思う。

ただ、現状は楽しかった遊び場がどんどん減っていってるなあ、といった感想しかない。

だから、心からライブ終わりに「優勝☝」と言える現場を求めて今日も東京へ足を運ぶのだ。

~おしまい~